弱虫ペダル聖地ツーリング ～全力！日光いろは坂編～
こんにちは！
さとるです！
今回はヒロちゃんとりっけいさんと行ってきた弱虫ペダル聖地ツーリングについて書いていきますよ！
本当はツーリングに内容をすべて書きたいですが、
今回はいろは坂（今回）と榛名山（次回）を登った時のことを中心にそれぞれ書いていきたいと思います！
よろしくお願いいたします！
今回の流れはこのような形で！
①日光いろは坂の概要とタイムトライアルをした理由
（弱虫ペダルIH２年目のネタバレあり）
②今回の作戦
③実走の様子（いろは坂タイムトライアル）
それでは行きます！
①いろは坂の概要とタイムトライアルをした理由
弱虫ペダルでは２年目のインターハイ１日目の山岳賞を争う山となっています！
最高に燃える展開で当時もワクワクしながら読んだ記憶があります！
そして、今回は贅沢なことにこの道を走れる！
となれば、
全力で走らなければ
作中の彼らの気持ちは味わえない！！
ということでタイムトライアルをやってみることにしました！
本当は一緒に全力で走ってくれる人が欲しかったけど、思い付きだったので仕方ないね！
せっかくなので、ストラバのセグメントを調べてみる！
いくつか見つかったが、一番派手なセグメントに照準を合わせる！
距離：4.89km
標高:308m
平均勾配:6.3%
標高の割には距離が長めなので、平均勾配はマイルドに見える。とはいえ、全力で走るには十分以上に疲れる距離だ笑
そして、気になる挑戦者数は５０００人超！
なかなかの人の多さに胸が高鳴る！
自分の弱さを知ることになるかもしれないが、それも含めて全力で挑む価値がありそうだ！
②今回の作戦
今回はヒロちゃんとりっけいさんとのツーリングの中でいきなりタイムトライアルすることに決めたので、迷惑をかけないよう二人とはマージン走をすることにしました！
二人とも協力ありがとう！！
設定したマージンは…
5分！
気持ち的には追いついてラストは一緒に走りたかったが、正直追いつかない気がする…笑
とりあえず気にせず全力で走ることに集中しよう！
考えていた作戦としては3つ
①緩斜面でキッチリと踏む！
②斜度がきつくても15km/hを割らないように
③どんなにキツくても最後までやり切る！（最重要）
全力でヒルクライムしているときはいつも意識していることだけど、
今回は見ていてくれる二人をガッカリさせないようにいつも以上に頑張るぞ！！
それではいざ実走！！
③実走の様子（いろは坂タイムトライアル）
脳内実況）さあ、晴れ渡る空の下、
いろは坂タイムトライアル杯出走いたします！
スタート！
※画像はイメージです。
ひろちゃんとりっけいさんが出てからきっかり5分経った！
平均勾配と距離以外のコースの情報を知らないため、序盤は探り探り…
行かない！！
どうせバテるのでバクシンあるのみ！！
開幕はゆるやかなくだり！
いきなりのボーナスタイム！
時速40km/h前半まで加速しながら、突っ込んでいく！
そして、コーナーを抜けると登りが始まった！
8%前後の勾配が続く！
足に力を込めて20km/h前後で登っていく！
パワーは300-350Wほど、自分の体重が66kgなので体重の5倍ほどのパワーである。
このペースで最後まで行けるならいいのだが、残念ながら自分はそれほど強くない笑
とりあえず粘れるところまで踏みすすめる！
2kmほど登ったところでパワーを維持するのが難しくなってきた。何とか250W以上を維持できているが、このパワーでは勾配が8%を超えると15km/hギリギリの速度域である。
なにより目一杯踏んでいるつもりなのに
全然進まない感覚が辛い笑
こういう瞬間に脳裏によぎるのは頑張るのをやめる理由だ
「なんでツーリングにきたのに死ぬ気でヒィヒィ言いながら登ってるんだ？
りっけいさんやヒロちゃんみたいに楽しく無理せず登ればいいんじゃないか？」
「昨日も炎天下の中、140km走ってるし疲れてる中むりすることなんてない…」
「二人が見てる最後だけ頑張れば、それっぽく見えるよ」
なんて言い訳が無数に思いつく…
でも、自分からやりたいといったことを曲げるわけにはいかない！
このたった一つの理由ですべての言い訳を突っぱね続ける！
そうこうしているうちに残り2kmを切った！
足はもうギリギリだが、斜度が5%まで緩まったおかげでなんとか20km/h前後のペースをキープできている！
こうなってくると、気になるのは…
二人の位置！！
今どのあたりを走っているのか分からないが、全力で進み続ければ二人の驚く顔を拝めるかもしれない！
つづら折りのたびに期待しながら進んでいく！
そうこうしているうちに残り1kmを切った！
体はもう限界に近い…
もう追いつかないかもしれない…
諦めたくはないが、目一杯踏んでもサイコンの数字は望む形で帰ってこない
パワーが落ちてきて、250を割り始める瞬間が出てきた…
下がるたびに必死にペダルを回す！
身も心も限界になったその時、りっけいさんの姿が見えた！！
…が、カメラを構えている
追いつかなかったか…
追いつけると思っていたわけではないが、それでも悔しい…
苦しい表情を撮られたくなくて俯いた…
刹那、頭で鳴子のセリフを思い出す。
そうだ！
俯いて、カッコつけてんじゃねえ！
カッコ悪くても、全力を出し切れ！！
思考が切り替わった瞬間、声が出た！！
「りっけいさん！！
魅せますよおおおおおお！！」
声で動かない体に鞭を打って、前傾になり、全力で踏み切る！！
おらああああ！！
スピードが乗り、瞬間的に足が軽くなる！
しかし、斜度と重力の想像を超える負荷に体が耐えきれない
限界を超えたダンシングは1秒と持たなかった‥笑
そして、再びサドルに腰をついたとき、凄まじい反動が体を襲う笑
あばばばば！
足の筋肉はピクピク、
心臓がバクバクする！
それでも、無慈悲に続く残り一本のつづら折り！
この直線を登り
カーブを抜ければあとは駆け抜けるだけだ！
死ぬ気でペダルを回す！
きつすぎて、最後のカーブまでの距離が永久に感じられる笑
やっとのことでカーブを抜けると、展望台が見えた！！
自然と腰が上がり、ダンシングの体制に入る！
が、無酸素でたどり着ける距離じゃない笑
叫んで体を覚醒させる！
ダンシングかシッティングかも分からないが無我夢中で回す！
気づけば展望台についていた…
結果は15分18秒!!
全体順位:90位！！
上位2%に入れた！！
あのりっけいさんに写真を撮ってもらった瞬間だけ、自分の体重の10倍弱のパワーが出ててびっくりした笑
最高のタイミングをカメラに収めてくれたりっけいさんには感謝しかない！
自分より強い人はまだまだ多いけど、少しずつ強くなれればいいなあ〜
ホッとしたところで展望台からの景色を眺める。
きっとどんな手段でどんな風に登っても同じ景色なんだろう
ただこの景色は自分にしか見れない景色のように感じる笑
ただ誰でもできる全力で走るという行為だけでこの景色の付加価値は膨れ上がるのかもしれない(自分に酔ってますw)
りっけいさんもヒロちゃんも応援＆たくさんの写真ありがとうございました！
その後はまったりと作中では山岳賞のゲートがある明知平展望台へ！
まったりと…漕いでいるはずだったが、だんだんと先頭のヒロちゃんのペースが上がっていく！
まさか…とは思ったが、ここまで来て山岳賞逃してたまるか！と思い、後ろから飛び出した！
二人を振り切ったと思ったが、一台ついてきている！
こういうのに反応するのは
りっけいさんかな？
と振り向いた瞬間‥
並ばれた！！
ヒロちゃん！？
あの温厚なヒロちゃんが…なぜ…笑
虚を突かれている間に自分を追い越そうと前に出てくる！！
ゴールゲートまで残り100m!!
山頂を譲るわけにはいかない！！
自分もひろちゃんを内側にに入れさせまいと加速！！
何とか振り切ってゴール…
したが、ほぼ同着だったしもしかしたらカメラ判定なら負けていたかもしれない笑
そして、この時はまだ気づいていなかった…
ヒロちゃんが壁を超えて、飛躍的に強くなっていることに‥
