ビアワイチ 実走編 アワイチ編
こんにちは!
時間には余裕があるので、気分が乗るまで休憩する!
グビッと飲み干して、ふらふらとチャリにまたがる笑
そして、いよいよ山へ笑
山のふもとまでは先頭交代でひろちゃんが牽いてくれた笑
さっきみたいなことが起こらないように牽制されていたのかもしれない…笑
そうこうしてるうちに、第一の登りが!
果敢に登っていくひろちゃん!
自分も負けじと追いかける!
斜度が上がったところで追い付いた!
レッドブルパワーか不思議と足が回る!
ひろちゃんには申し訳ないが、山はフリーランということで先に行かせてもらう
ゆるゆると登っていると、不意に速い方に追い抜かれた笑
体力を使うところではないので、追いかけるつもりはなかったのだが、悔しいのでペースをキープして様子をみる
追い抜いてきた人も次第にペースが落ちてきたので、ついつい頑張って、差してしまった笑
本当によくない癖だと思いつつ、下りで飛ばしつつ逃げる笑
それなりに飛ばして、水仙郷の頂上までラストの登りのところで背後から気配が…
さっきの人だ!
そりゃ逃げたら追いかけますよねww
変なことしてすいませんと思いながら、全力で逃げて結局逃げ切った笑
楽しめたが、一気に疲れが押し寄せる笑
レッドブルのパワーは早くも切れてきた
下り切ったところでひろちゃんを待つ
景色はほんとに最高だ
最初はまたがって待っていたが、たまらず自転車を置いて地面に寝転ぶ
下からみると、駆動系はかっこいいなあ~なんて思いつつ、目を閉じる
とても心地いい…
意識が飛びかけていた矢先…
「さっとるううううう!!!!」
ひろちゃんが下りのいきおいそのままに爆速で海岸線をすっ飛んで行った笑
てっきり回って戻ってくるのかと思い、起き上がって振り返るとはるか先にどんどんと遠くなっていく笑
起き上がったところで釣りをしていたおじさんに「大丈夫か!?」と声をかけられたので、返事をするがその間にも背中は遠ざかる一方ww
とりあえず自転車にまたがるが、追いかける元気もないのでひろちゃんが足を緩めるのを待ちつつ、自分のペースで進む
ただおれを置いていく意図が分からない笑
確かに登りで置いていっちゃったり、平地飛ばしたりと恨まれても仕方ないが、ここまで露骨にしなくてもとイライラしてきてしまった
追いついたところで真意を問うことに…
自分に悪いところもあるのに、怒ってしまいそうだ笑
極力、感情が出ないように問いかける笑
その結果
「待たせて悪いな~と思って距離を稼いでいた」
ということらしい
なるほど笑
そういうことなのかと納得しつつ、それは待ってた人にインターバルがかかるから、追いかけるのしんどいし、二人でまとまって走った方が速いでしょうと意見を交換する笑
お互いに納得し、今度は一丸になって、海岸線をひた走る!
疲れていることに変わりはないので、ペースも気にせず楽に走る
そうこうしているうちに福良の前の壁みたいな坂に到達!
ここは第二関門なので、気を引き締めなおす!
ところがひろちゃんの足がガチで限界に近いらしく、めちゃくちゃ辛そうだ…
とりあえず様子を見つつ、二人で登る
自分ももう頑張る元気はない
お互いに満身創痍だが、なんとか壁を攻略
そのあと、もう一つ丘を越え、なんとか12時に福良に到着!
時間はあと4時間半…
距離はあと70km
なんとか時間はあるが、油断は出来ない状況だ
とりあえずお昼ご飯をパクパク笑
眠気はあるが、ご飯を食べれば、足もなんとか動きそうだ
一方、ひろちゃんは足の痛みが本当にきついらしく
「本当に無理な時は、自分を置いて完走してくれ!」
と頼んできた
正直、一人なら時間内完走は固いかもしれない…
でも、この頼みへの返事は一つしかない!!
「だが断る」
誘ってくれたひろちゃんと二人でゴールしなければ意味がない!
というわけで、ひろちゃんの足の痛みをやわらげるために、水で冷やす作戦を実行!
ギリギリの策だが、これが意外に効いたようで足がマシになったらしい!
足が動く間に安心できるところまで進む!
福良のあとは第三の山だ
最初はひろちゃんの様子をうかがっていたが、先頭が入れ替わり、逆にそこそこ速いペースで登り始める笑
やっぱり登りが速い…!笑
必死に張り付いているうちに最後の山は終わり、ついに最終局面へ!
この海岸線の先に自分達の求め続けたゴールがあると思うと、熱い!!
早く終わってほしいけど笑
うおおお!とかしんどい~とか言いつつ、二人でこぎ進める
小高い丘もひとつひとつ越えていく
ここにきていい感じに集中できて、すぐ30kmほど進むことができた!
ただ、再び眠気がすごい…
だいぶ距離も稼げたので、コンビニへ笑
のこり3時間を切ったが、のこりの距離も40kmを切っているので、もう焦ることはない!
5分ほど横になる笑
頭が興奮しているのか、意識が飛ばないが体はかなり楽だ笑
起き上がって、ふと財布をみると、ミツバチがう◯こをしていたw
こんの虫野郎!!!
思いのままにブチギレながらテーブルにこすってしまった笑
もう意味が分からないが、何もなかったことにして、補給へ笑
もぐもぐしていると、気分もマシだ笑
体も心も回復できる食べ物は偉大だな~笑
ひろちゃんの方は足が限界を越え、再び痛みが出てきたようだ…
とりあえず足を再び冷却
お互いに満身創痍だが、もう事故や落車がなければ達成できるはずだ!
達成の瞬間が訪れることを信じて、再び進み始める
ひろちゃんに合わせて、ペースを落とすが、どうしても眠くなってしまう
このままでは危ないと判断したので、ペースを少しだけ上げることを提案した
20~23km/hを25~27km/hくらいにさせてもらえないかと頼む
ひろちゃんは
「努力するけど、ちぎれたら、そのままでいい」
と悔しそうに言った
正直、悩んだが、信じてペースを上げた
眠気は少しとんだ気がする
後ろから息づかいが聞こえるが、振り返らず進み続ける
ついに現れた看板
時間をみると15時30分
あと1時間で長かった24時間が終わりを告げる
明石海峡大橋を見て、二人で勝利を確信する!
でも、何が起こるかわからない!
油断は禁物だ
まだ笑うな!まだ笑うな!!
そしてついに…!!
ビアワイチ達成!!
めちゃくちゃうれしいが、お互いに喜びを表現しきれない!笑
二人で思いっきりハイタッチする!!
はたからみれば、アワイチしてめちゃくちゃ喜んでいる人に見えるだろうw
まとめると
総時間:23時間5分
総走行距離:440km
でした!
だが、まだ終わらない…!
絵面が地味すぎるので、いい写真を撮ってフィニッシュすることに!
というわけで、エクストラステージである!
松帆の郷までリターン笑
ビアワイチのあとにこの激坂に挑むことになろうとは…!
だが、なんか知らないが、力が溢れている!!
登れる!!
うおおおお!!
ノ 斜度15%
ごめんなさい!
許してくださいぃぃぃ~~~!!
なんとかお互いに足つかずに登れました笑
そして、今度こそフィニッシュポーズ!!
ひろちゃんがずっと撮りたかった構図でパシャリ
バッチリだ!!
写真を撮ってくれた人に「芸人かなにかですか?」と聞かれて、ここにきて初めて服装にツッコミが!
ありがとうございます!!笑
というわけで、温泉に浸かって船にのって、ひろちゃんは輪行、ぼくは自走で明石の家に帰りました笑
これにて終わりです!
結局まとめきれずめちゃ長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!
またたくさんの応援やTwitterのいいね、リツイートも励みになりました!
ありがとうございました!
寒くなるので、しばらくはおとなしく過ごそう笑