四国一周1000km80時間チャレンジwithりっけいさん 実走編 640-1007km(完結編)
こんにちは!
さとるです!
今日はいよいよ四国一周1000km80時間チャレンジの完結編をまとめていきますよ!
過去のブログはこちら!
りっけいさんのブログはこちら!
比較しながら読むと、双方の真意が読めて面白いと思うのでお勧めです!
今回は以下の流れで書いていきます!
①640-681km 75点の走りと120点の走り
②681-750km ランナーズハイ
③750-819km 意地
④819-900km 追い打ち
⑤900-1007km 限界の先へ
⑥感想
それでは行きます!
① 640-681km 75点の走りと120点の走り
午前8時
自然と目が覚めた
昨日は洗濯をした後、気絶するように寝てしまったが
自然に目が覚めたなら体調は大丈夫そうだ
問題は足だ
おそるおそるベッドから降りる
昨日のお昼のジョイフルでの経験から、
この一歩目で今日の足の状態は分かるだろう
覚悟を決めて立ち上がる!
痛く………
ない!!!!
嬉しくて部屋をトコトコ歩いてみたが、
痛みが全くない!
これならまだ戦える!
いそいそと朝ごはんを食べる!
朝ごはんも思わずにっこりだ!
りっけいさんも元気そうで安心する!
このチャレンジをスタートして以来のリラックスできる朝だ
まるで気楽なツーリングに行くかのような余裕がある笑
朝ごはんの後は着替えて、自転車を整備する!
さすがに640kmも走ってきたので、タイヤの空気を入れることとチェーンオイルを差すくらいはやっておいた方が安心だ
効率よく準備を終えて9時40分に出発
残り時間28時間20分
距離は360km
何も起きなければまず間違いなく完走できるはずだ!
自分を先頭に軽快に走る!
ふと四国一周を走る前に、
自身で決めた目標を思い出した。
それは
「黒閃を出すこと!!」
(呪術廻戦より引用)
分かりやすく言い換えれば
「自分の思う120点の走りをする!!」
という目標だった!
ここまでを振り返ると、自分の思う120点の走りは出ていない
だが、ここまで走ってきて改めて考えなおすと、
この目標設定は根本的に間違っていたことに気が付いた
というのも、これは超が付くほどのロングライド
仮に0.00001秒だけ10000km/hで走れたとしても1kmしか進んでおらず、達成には程遠い…
(10000000km/h出せたら別だけどw)
現実的に考えると、
自分の全力スプリントは55km/hで3秒も持てばいい方だ
ならば、今!
必要な目標はなにか?
「75点を安定してとり続けること!!」
(ハイキュー!!より引用)
傍目には
「55km/hで3秒間走る」方がカッコよく見えるだろうけど、
今は「27-28km/hで残り360kmを走り切る」ことの方が大事だ!
執念深く、執拗にペースを刻み続けてやる!
そんな気持ちで先頭を淡々と走る!
20kmほど走ると、りっけいさんから
「サドルの位置を調整したいので、止まってほしい」
との声が
昨日慣れないシッティングでゴリゴリと踏んだせいか、お尻に痣ができてしまったらしい…
昨日のことは足の痛みで前を引けなかった自分の責任もあるので、今日はできる限り先頭を走ってペースを作ることに決めた!
平均75点をキープしながら淡々と走る!
40kmほど来たが、幸い足に痛みはない!
しかし、一つ問題が
「トイレに行きたすぎる!!」
体が乾いている気がするので、
水分をとるのだが、飲んでも飲んでも
すぐに排出したくなる笑
こればっかりはどうしようもないので15kmに一度くらいの回数でトイレに行かせてもらう笑
尿意はすごいが、ペースもすごくいい!
なんだかんだで高知市付近まで来た!
いつか食べたひろめ市場の鰹のたたきを思い出す!
く、食いてえ!と思った矢先、目に飛び込んだのは!
気づいたら、こうなっていた
一口食べたらうますぎる!!
〆は出汁茶漬けで!!
(ジョジョの奇妙な冒険より引用)
二人でずっと
「うまい!うまい!」と言い続けた時間だったwww
忘れていた時間を確認
残り26時間40分で
残り距離325kmを走る!
いける!なにも起こらなければ!
いや、起こさないし、起こさせない!!
店を後にして、気持ちを新たに漕ぎだした!
②681-750km ランナーズハイ
明らかに調子がいい!
この三日間の中でも一番といってもいいほどだ!
順調に走っていた矢先、
二段階右折のために信号を渡っていたら…
右折車が突っ込んできたッ!!
※画像はイメージです(ジョジョの奇妙な冒険より引用)
何とかりっけいさんも自分もかわせた!!
が、ストレスがたまる!!
ここまでにも何度か轢かれそうになったので、
いい加減イライラしていた
しかし、その刹那、
脳内にとある漫画のシーンが浮かぶ
???
「怒りは力を引き出すのに重要なトリガーだ。
そして、今この状況
車に轢かれそうになり、
りっけいさんとのチャレンジに水を差され、
怒るのはよくわかる…
だが、その怒り!オマエには余る!
今は収めろ!!」パアン!!
※この間、0.01秒 (呪術廻戦より引用)
ありがとう!マイブラザー!!
おかげで平静を取り戻せた!!
怒りに身を任せては無駄に体力を使ってしまうだけだ!
落ち着いて、危険を回避していくことが最短の道!!
気持ちを切り替え走り続ける!
すると…対向車線の歩道で手を振る人が…
誰かわからないがとりあえず立ち止まる!
どうやら応援してくれてるフォロワーさん!
かと思ったら、フォローしてはなかったけど、
ずっとTLを見て、応援してくれていたNamakiyo(@Kiyoppi)さんという方だった!
ありがとうございます!
フォローやフォロワーさんでなくても見てくれている人がいるのはほんとにありがたい!
しかも、差し入れで四国一周の手ぬぐいをプレゼントしてくれた!(しかも雑誌の付録で非売品らしい!)
貴重なものをありがとうございます!
必ずゴールまで運びます!!
サプライズで元気が出てきた!
再び海岸線を走っていく!
いい感じに走れるようになってきて、調子が上がってきた!
室戸岬へ向けてグングンと進み続ける!
途中から室戸岬に早く着きたいという思いが
先行して35-37km/hほどで走り続ける
しかし、りっけいさんの眠気が来たため
室戸岬まで残り10kmのところで休憩をすることになった
海がきれいで落ち着く
りっけいさんは少し眠気が来ているようだ
仮眠をとるべきかを相談しつつ、座って少しでも体を休める
晴れた日に海沿いで飲むアイスカフェオレほどうまい飲み物はないと思う(自論w)
15分ほど座って休んだところで
作戦は
「仮眠は室戸岬までいってから、もう一度相談する」
という形で保留となった
出発の際にりっけいさんに
「前を走らせてほしい」といわれたが、
「室戸岬までは走らせてほしい!」
とわがままを言ったw
りっけいさんの不満そうな顔をしていたが、
結局そのまま10km走り…
室戸岬に到着した!!
しかし、りっけいさんはどこかイライラした様子だ
配慮したつもりだったが、どこか不満なところがあったらしい
原因は何かを考える。
・自分が後半自由に走りすぎて、ペースが乱れてしまったから
・自分(りっけいさん)のペースで走れないことへのストレス
・眠気と疲れ
こんなところだろうか
朝はりっけいさんのお尻のこともあったので、前を引いた方がいいと思っていたが、自分のペースに合わせることがストレスになっていた可能性が高いw
考えた結果、
今はりっけいさんに前を自由に走ってもらうのが、ベストとの結論に至った。
こうして考えていると、つくづく二人で走ることの難しさを感じる…
前を走ってほしいと頼み、りっけいさんと先頭を交代する。
自分のやるべきことは二つ!
・自分はりっけいさんを信じてついていくこと
・りっけいさんの様子の変化を観察して、
りっけいさんのストレスの溜まりにくい行動をすること
自分も余裕があるわけではないが、
昨日カバーしてもらった分、
配慮できるところは配慮していきたい!
③750-819km 意地
先頭交代をして、10kmほど走っただろうか
ここまでのペースが異常に速い
平均速度35-37km/hで推移している
風向きもいいし、飛ばす理由も分かるのだが、
りっけいさんは交代して以降、
終始無言でどこか鬼気迫る雰囲気だ
ペースを抑えるように伝えるべきか非常に悩む
しかし、ここで素直に伝えればりっけいさんのイライラは加速してしまうだろう…
伝えるかを悩んでいるうちに20kmを超えた
とりあえず状況を変えるために
ローテーションを申し出て、前に出る
それと同時にりっけいさんにそれとなく
「少し飛ばしすぎじゃないですか?」
とそれとなく思いを伝えてみる笑
そうするといつも通りのような声で
「ごめん!速くなってたの気づかんかったわ!
作戦的にもここで稼いでおきたいし!」
との返事が来た!
半分は本当だろう
しかし、この言葉には「意地」のようなものが透けて見えた
なぜ自分はそう感じたのか?
室戸岬までの自分がそうだったから!
(弱虫ペダルより引用)
思い返すと、室戸岬までの道では前を譲りたくないという意地が自分の中にあった
そして、りっけいさんは自分が意地を張っているのに気づき、今意地の走りを体現している!
ほんとにおかしいな話だ笑
走行距離が750kmを超えていても、
「この1000kmのロングライドという
条件において、どちらが強いのか?」
で意地を張り合っている
それでも、こうして自転車を通して、気持ちをぶつけ合うのも自分たちらしいかもしれない笑
笑
自分が前をしばらく走った後、
りっけいさんと再び先頭交代をする
りっけいさんは再び加速し始めた!
おもしろい!こっちも燃えてきた!
負けじと後ろに張り付く!
そうして走っていると、唐突に徳島県の標識が!
ついに来た!!
4つ目の県だ!
ここまでこれたことがシンプルに嬉しくて、二人で喜ぶ!
いよいよゴールの高松まで残り200kmと少しとなった!
残り時間は21時間
ここまでくると1時間で10km/hでも目標を達成できる!
高鳴る気持ちを抑えつつ、再びりっけいさんを先頭に走っていく!
しかし、だんだんとりっけいさんの調子に不安を感じてきた…
ペースが落ちているわけでもない
なのに、どこかギリギリの印象を受ける
自分は弱虫ペダルのこのシーンを思い出していた。
心配にはなるが、ローテーションをしたところでりっけいさんは嫌がることが目に見えている
信じるしかない…
そこから20km弱走ったところで
夜ご飯休憩をとることになった
りっけいさんの意地の走りのおかげで相当マージンが稼げている!
感謝せざるを得ない…
ありがとうございます!
しかし、りっけいさんは疲労困憊の様子だった…
本人が行ける!という意向だったので、甘えてしまったがさすがに申し訳ない
とりあえず料理が来るまでりっけいさんは眠りについた
自分はこの先の状況について考える
・残りの距離は約180km、
約100kmで仮眠予定の徳島の快活クラブ
・残り時間は20時間
・ここからはナイトライド
・徳島の山場としては四国の最東端までの道
(一部初見の道もあり)
・体力はりっけいさんは限界に近く、自分も言うほど余裕はない
これらのことから、考えられる作戦は
「いのちだいじに!」
これに尽きる笑
第一に体力は温存で走る!
また、残り時間には余裕があるので、
事故や落車を回避するのはもちろんのこと、
路面からの影響で発生しそうな機材の故障(パンク等)
にも極力注意をしていきたいところだ!
作戦が整理できたところでご飯がきた!!
からあげ定食だ!!
どんなに追い込まれても食欲だけはある!!
あっという間に食べ終わったので、自分も仮眠をとることにする
顔を伏せると、体の力が抜け、全身がずぅぅぅんと重くなるのを感じた
自分も疲れていたことを自覚する
そうしてお互いにゆっくり休んだ後、意を決して外へ出た!
さあ、あと少し粘っていくぞ!!
④819-900km 追い打ち
りっけいさんを先頭に夜の山へ繰り出していく!
正直、そろそろ前を走りたいが、ここは気持ちを抑えてりっけいさんに付いていく!
山を2つほど超えると、最東端への分岐が現れた
りっけいさんの引いてくれたルートに従って進んでいく!
街灯はない…
不安には駆られるが、ルートはあっているため信じて進む
どんどんと悪くなる道にビビりまくるw
怖さを紛らわせるためにりっけいさんに話しかけるが、りっけいさんも路面に細心の注意を払っているためリアクションが薄いw
やっとのことで広い道に出たが、
依然として街頭はなく真っ暗だ
(お使いのPC・スマートフォンは正常です)
真っ暗な道を黙々と走る
りっけいさんに話しかけたいが、りっけいさんは余裕がなくなってきているらしく話しかけないでほしいといわれてしまった…w
斜度がきつめのアップダウンが続く
昼間なら見通しがいいので、
下りも落ち着いて走れただろうなあ~
と油断していた次の瞬間!
森の奥で鹿と目が合ったwww
静寂にガサガサパキパキと茂みが鳴る音が響く!!
チリーン!!チリーン!!
自分はテンパりすぎて、ベルで対抗した!
そうして、ベルを鳴らし続けること30分…
ようやく…
最東端にたどり着いた…
嬉しいより安堵感が強い
ここにきて、こんなに激しい追い打ちがあるとは思わなかった笑
写真を撮るや否やりっけいさんが地面に倒れこむ
自分もつられて倒れこんだ
二人で風が吹く最東端の駐車場で空を見上げる
多分思っていることは同じだろう
「「2度とこんなライドはやらない」」
そうして5分ほど寝転んだ後、快活まで残り50kmあることを確認し先へ行くことになった
残り距離は130kmほど
着実に近づいてはいるはずだが、
走れば走るほどに
目的地を遠くに感じる
それでも、なんとか気持ちを切り替え前に進む
休むために、今は進むしかない
そうして、人里までもどってきた
りっけいさんが疲れと眠気が相まって限界に近いらしい…
自分も疲れはあるが、幸い眠気はない
休憩の時間はりっけいさんに任せることにした
こういう状況では
より追い込まれている人の判断を尊重しなければ、
事故が起こるリスクが高まる
というわけでりっけいさんが動けるようになるまでに補給を済ませておく
そうしていたら
想像よりもよりも早くりっけいさんから「行こう!」との声がかかった!
どうやら追い風の予報を見て今しかない!と確信したらしい!
自転車に飛び乗り、徳島へ走る!!
確かに今回の旅で一番の追い風が吹いている!!
23時を回り、本来交通量が多い道も車がほとんど走っていない!!
このチャンスに二人でローテーションを組みながら畳みかける!!
そうして、ついに…
快活クラブに到着した!
時間を見ると、
まだ12時をまわったところ!
二人とも体力は限界だが、
残り距離は100kmを確実に切っている!!
ここでしばし休んで最終決戦だ!
休む前に決めるべきことがある。
それは
休む時間
本来ならば、迷うところだが
お互いに迷うことなく「1時間」という意見だった
正直、シビアな条件だ…
でも、ここまで900km以上走ってきた…
1000kmを80時間内に走り切るチャンスは
今を逃せば、人生で二度と来ないかもしれない!
やるしかない!
(ハイキュー!!より引用)
⑤900-1007km 限界の先へ
~1時間後~
午前1時
アラームが鳴り、体を起こす
体の疲れが完全に取れてはいないが、
残り90kmでこのコンディションなら悪くはない
支度をして、下でりっけいさんを待つ
集合時間は1時15分なので、今回は大丈夫そうだ笑
午前1時15分
りっけいさんがきた。
お世辞にも調子がいいとは言えないようだが、
闘志はみなぎっている!
出発前にコンビニに立ち寄る
お守りに栄養ドリンクを買っておいた笑
追い込まれた時に飲めば、
バーナム効果のような思い込みで一時的に体力をごまかせる
準備ができたところで自分を先頭に出発
出発直後、りっけいさんから、
「いきなり飛ばさないでね!」に念押しが入る
自分も同じことを思っていた
本来はゴールが近づけば近づくほど
スピードを上げたくなる
でも、まだ焦るには早い
今は基本に忠実に走る!
・信号からの加速はゆっくりと!
・止まった時はストレッチや補給!
・雰囲気を楽しむ余裕を持つ!
・一人で無理せず、ローテーション!
ロングライドは焦らず、楽に走り続けることが重要だ!
(ハイキュー!!より引用)
こうして市街地を抜け、道は海岸線に差し掛かる
風が向きが変わり、雨がちらつき始める
路面はまだ問題ない
向かい風は自分の出番だ!
先頭に出て、頑張りすぎないペースで進み続ける
疲れているはずなのに、どこか心地よさを感じる
ある種のランナーズハイ状態に入っているのだろう
りっけいさんの様子にも余裕を感じる
いい流れだ
「この一体感なら、
このままどこまでも走っていける」
そんな錯覚を覚える
気づけば香川県に入っていた
確実にゴールは近づいている
ここでふとあることに気づいた
現在時刻はスタートしてから69時間
残りの距離は50kmと少し
72時間以内を狙える位置にいる!!
この72時間という数字は
当初りっけいさんが目標として提示してくれたが、
自分は「できるわけがない!」と一蹴し、
諦めた目標だった
(ジョジョの奇妙な冒険より引用)
絶対に無理だと思い込んでいたが、
このままペースが落ちなければ、いけるかもしれない…
高鳴る気持ちを抑えつつ、先へ進み続ける
しかし、路面はだいぶウェットに近づいてきた
落車の不安が頭を駆け巡る
もし、落車してどちらかが自走不能になった場合、
電車も止まっているこの時間ではエスケープはできない
となると、落車は絶対に避けなければならない
気を引き締め直し、細心の注意を払う
しばらくしたところでコンビニが現れたので、休憩をとることに
補給を購入するために、りっけいさんはコンビニの中へ
しばらくすると、戻ってきたので調子を聞いてみる
「いける!」
という返答を期待していたが、少しお腹が痛むらしい…
それでも、りっけいさんは
「休んでいる場合じゃないし、行こう!」
と言った
自分は信じることしかできない
りっけいさんの
「ここからは自分のペースで走らせてほしい」
との要望に合わせて先頭を交代する!
最初は自分のペースが速かったのか?と反省していたが、どうやら違うらしい
先ほどまでと変わらないかそれ以上のペースで走っている!
体調の悪さも感じさせない走りで少し安心した
順調かに見えたが、10kmほど走ったところで
「少し休ませてほしい」との声が…
降りしきる雨の中、歩道で休憩する
少しでも希望を持つため
「時間にも余裕があるので、無理せず行きましょう!」
と伝えるが、りっけいさんのキツそうな表情をみると走り切れるかどうかに不安を感じた
それでも、自分から
「もう無理せずやめましょう」や
「エスケープしましょう」
なんて言葉は言うことはできなかった。
なぜなら
りっけいさんの眼が闘志に満ち溢れていたからだ
この瞬間、自分の頭には
「無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし、
おれたちには関係ねえ」
というセリフが頭をよぎった!
(ジョジョの奇妙な冒険より引用)
しばらく休んで、リスタートする
一踏み、ひとふみ着実に進んでいく
本当は限界なんて言葉じゃ足りないほど疲れているはずなのにペダルを回す足は止まらない
気力で走っているのが伝わってくる
見るのも辛いが、自分は無慈悲に信じることしか出来ない
そうして、走り続け…ついに…
到着した
空は白みはじめている
写真を撮り、最北端に到着したことに安堵する!
ここまで本当に長い道のりだった…
残りは約15km
72時間までの残り時間は1時間15分
充分射程圏内だ!
喜ぶ間もなく、来た道を戻る
りっけいさんも痛みは変わらないようだが、気持ちの面がかなり回復できたようだ!
そして、しばらく行くと、走行距離が1000kmを超えた!
あと少しだ…
永遠に感じていたこのチャレンジにもちゃんと終わりが用意されていたことに嬉しいよりも安堵の思いが勝った
それでもまだ終わってはいない
笑うな…まだ笑うな…
(デスノートより引用)
気持ちを落ち着け、最後まで落車や事故のないように淡々と走る!
そして、ついに夢のような瞬間が!
高松駅だ!!
ああ…夢のようだなあ…
フィクションみたいなリアルがこんなところにあったのか…!
「もう走らなくてもいい」はずなのに、止まるとドキドキしてきたw
時間は71時間47分!
目標を大幅に更新できた!
りっけいさんがめちゃくちゃ喜んでいる!!
自分も素直に喜びたいが、まだ安堵感が強すぎてうまく喜べない笑
そんなこんなで、記念撮影!
本当に無事走り切れてよかった!
そして、最後はガッチリ握手!
この瞬間、「完走した実感」が少しだけ湧いた
何度も諦めかけたけど、走り切れたのはりっけいさんのおかげだ…!
りっけいさんありがとうございました!!
⑥感想
まず初めに一言
「応援ありがとうございました!」
こんなに注目されると思ってなかったので、
すごく励みになりました!
ありがとうございました!
感想のブログにも書きましたが、今回のライドは
自分の未熟さやまだまだ強くなれる部分があると感じれたので、とてもいいライドになったと思います!(感想のブログはこちら!)
そして、りっけいさんありがとうございました!
また、準備から本番まで、たくさん迷惑をおかけして、すいませんした笑
正直、自分が一緒に走ることでりっけいさんにメリットを感じてもらうことができたかに全く自信がありませんw
それでも、最後まで一緒に走ることができて楽しかったです!
ありがとうございました!
最後に今後の自分のことを書かせてもらいます!
コロナ情勢も悪くなるので、しばらくはチャレンジ系は控えることになると思いますが、今後も自分のペースで練習していこうと思います!
(現状の目標は来年のブルベでのSR)
もしコロナが落ち着いて機会があれば、一緒に走ってくれると嬉しいです!
よろしくお願いします!
以上です!
このめちゃ長いブログを最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!