2年11か月ぶりのベスト 逆襲の「気温計→金剛山ロープウェイ」
ああ…本当に長かったなあ…笑
TCRに変えてから二年もかかるなんて思わなかったよ
こんにちは!
さとるです!
今回は金剛山ロープウェイで自己ベスト出せたことがうれしすぎたので、ブログ書きます!
自分語りにはなりますが、よければお付き合いください笑
~2017年6月~
自分がベストを出したのはレース班の朝練のときだった
まだ自分はルイガノのロードに乗っていたw
これは変速は7×2の14速のターニーでテクトロブレーキというコストの低さでは最強のバイクだった(なお性能)
一方、当時のレース班は現役が4人でうち二人は化け物過ぎ実力が違い過ぎたので、自分は二年のI東くんと練習していた。
といっても、自分も自転車を始めて1ヶ月程度でやっとビンディングに慣れたくらいで、練習中は一度もI東くんに勝てたことがなかった。
その日の練習は平日の朝7時に学校を出て、金剛山のロープウェイまで登るコースに向かった。
道中はいつも通りI東くんの背中を追いかける
そして、そうこうしているうちに千早のロープウェイの区間のスタート地点である気温計を通過した
自分はコースレイアウトを覚えていないので、I東君にちぎられないように死ぬ気で追いかける
そして、必死に背中を追いかけ続け、ゴールの東屋が見え始め、
残り200mほどのところでアタックをかました笑
今思えば、ツキイチアタックは最低だが、
この時はどんな手段でもいいので、一度勝ってみたかった
しかし、へなちょこアタック過ぎたようで、残り50mあたりで潰された…
が…次の瞬間、気合で二段目のアタックをぶちかます!!
引用:僕のヒーローアカデミア 9巻
(心の中でSMASH!!!と叫ぶ!!)
気付いたら、測定区間を超えていた…そして
自己ベストを5分も更新する好タイムだった!!
I東くんありがとうございます!!
こんな形でベストをだしてしまったが、当時は普通にうれしかった!
後にこの記録に苦しむことになることを知らずw
~2017年7月~
TCR SLR1 2016年モデル
with キシリウムエリート2016年モデル
納車 (後ろの人が気になる)
この瞬間に自分の自転車は激しいアップグレードを遂げた笑
重量:10kg→7.8kg
もはや別ゲーである笑
納車してすぐに落車したため、時間はかかったが各所の自己ベストを塗り替えていった
今思えば、この時が一番一人で自転車を楽しんでいた気がする
しかし、一か所だけルイガノの記録を塗り替えることが出来ない区間があった…それが…
気温計→金剛山ロープウェイ
何度か挑戦したものの理由は分からなかった
そのうちこの区間で自己ベストを出せないことは
「自分自身の弱さの証明ではないのか」
と感じるようになり、次第に金剛山ロープウェイに自主的に行くことがなくなっていった
きっとこの時、逃げずに挑戦を続けていればもっと早く自己ベストを出せていたかもしれないが、自分は自分の弱さと向き合うことが怖くなって逃げてしまった。
そして、時間は流れ
~2020年5月~
なんとなくGWはローラーに乗りながらリゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)を見ていた
その中のあるセリフが自分の忘れていた思いにズバッと切り込んできた
「俺はただ、何もやってないわけじゃないんだって、努力してるんだって、そうやって分かりやすいポーズをとって自分を正当化してただけだ」
(Re:ゼロから始める異世界生活より引用)
刺さるなあ…
これに関しては別に自転車に限らず、自分にはよく刺さった笑
このことは結果が簡単にでないことには大抵いえることだろうが、自分の中の甘えがそこにあったのかもしれないなあ
もちろん、これはフィクションだし、気にすることはないかもしれないが、出来ることから変えてみようと思えた。
じゃあ何をするか…
あの記録を塗り替えにいこう!!
ほんとは勉強とかにこのエネルギーをぶつけた方がいいのかもしれないが、衝動で動くにはちょうどいい目標だ笑
~実走当日~
やる気は…
萎えていた笑
やはり現実を見ることは怖い笑
「ローラー」というポーズで自分は努力しているんだと言い聞かせて正当化してきた自分に決別を誓ったのに心はビビりまくっていたw
とりあえずなんとか家を出て金剛山に向かう
道中は天気も良かったので、割り切って楽しむことにした笑
大体、平日の真昼間に自転車に乗れているだけで感謝しなくてはいけないなあ笑
スタート地点が近づく…
もし本気で走り始めて、ダメそうだったらトンネルから離脱して帰ろうと考えていた
そして、スタート!!ここでコースについて簡単にまとめておくと、区間としては
距離:6.1km
獲得高度:420m
平均斜度:6.8%
のコースだ。特徴としては
・全体的に5~10%の登りが続く
・中盤に一瞬下りが入るためタイムを狙うならそこで踏める足を残しておく必要がある
・ラストは若干斜度が上がるので、気合が必要笑
さあ、いってみよう!
15km/h
20km/h
25km/h
引用:僕のヒーローアカデミア アニメ4期
序盤はアウターでイケるところまで踏み込んでいく!
2~3分で辛くなってきたので、インナーに落とし、ケイデンスをキープしつつ登る
~10分後~
中間のトンネルが見えた!
感覚的にもかなりいいペースな気がする
足も肺もギリギリだが、まだペースは17km/hコンスタントでギリギリ保てている
そろそろ来るであろう、中盤の下りを警戒したいが余裕はない
酸素が足りないのか、視界が揺れる
キツイが、ここで踏ん張らなければ後悔するので足は緩めない!
そして、下りに差し掛かる!!
が、思うように踏めない…
足がキツイ笑
「まただめかもしれないなあ」と嫌な考えが頭をよぎる
ただ「逃げるな!戦え!!」という自分もいる笑
情緒不安定だが、無我夢中で回し終盤の登り区間へ!
全身きついが、こんな時こそ笑って登る!
引用:僕のヒーローアカデミア13巻
辛い時こそロスを減らせ!!
体の軸がブレないようにしっかりと回していく!
ローラーでずっと意識してきた!
踏ん張れ!
踏ん張れ…!
そして、東屋が見えた!
あの日の自分の影を見る…!
バキバキの体でダンシング!!
引用:僕のヒーローアカデミア13巻
おりゃああああ!!!
終わった…!
タイムは…?
うおおおおお!!
やったあああああ!!
ああ…本当に長かったなあ…笑
TCRに変えてから、二年もかかるなんて
思わなかったけど、地道に頑張ってきた
甲斐があったかな
この瞬間のことを忘れなければ、きっとまた少しずつ強くなれる気がする笑
頑張ろうw
というわけで、帰りはにやにやしながら帰りました笑
参考までに心拍数と速度のグラフを!
斜度と心拍数のグラフ
(心拍数上がりっぱなし)
斜度と速度のグラフ
中盤は30km/hくらいしか出せなかったなあw
以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
しばらくは平和に練習しよう笑