2号線キャノンボール(2号線24時間走破チャレンジ) 実走後編
こんにちは!
さとるです!
今回は2号線キャノンボール(2号線24時間走破チャレンジ) 実走後編について書いていきますよ!
今回の流れは以下の流れで書いていきます!
①266km~294km 勢いそのままに
②294km~350km 我慢の走り
③350km~400km メンタルブレイク
④400km~463km 眠気と足の痛み
⑤463km~523km 最終決戦
⑥やってみた感想
前回の記事はこちらから!
それでは行きます!!
①266km~294km 勢いそのままに
なんだかんだで最高のペースで前半戦を終えることが出来た!
体力的には多少きつかったが、気持ちはだいぶ余裕が出来た
ここからの作戦は
グロス20km/hでペースを刻み続けること!
体力が満タンであれば、十分こなせるミッションだが、266km走ってきたこの状況だと少し辛い
というのも…
飽きる笑
個人的には
「パパっと全力で走って、スカッとして帰る」
というライドが好きなので、残り256km走るというだけで長く感じる
いや、普通に考えても長いけど笑
とはいえ文句を言っても仕方ないし、自分で望んだことなので黙々と走る
心を無にして走っていたが、ここでアクシデントが…
前の下部マウントを固定していた両面テープがはがれてしまった…(写真ないけど,下部マウントはこの部分w)
M3のねじで止めてある部分でマウント自体はくっついているが、路面の振動で外れるのも時間の問題だろう
とりあえずライトを外して、マウントのみを片側のねじで固定して走れないか試みる
幸いねじのゆるみはなさそうなので、なんとかなりそうだ
ライト自体はハンドルの部分にもあるので、
1灯にはなってしまうが角度を変えて固定すればなんとかなる
というわけで、ねじを手で締めるだけ締めて走り出した
~1kmほど走行~
ガキン!!
下部マウント「俺を置いて先に行け!!」
写真なかったので、後撮り
リアクションをとる間もなく弾け飛んだ笑
自分のDIYに自信があったわけではないが、一回のライドでやられてしまうとは笑
ちゃんと試走で耐久性を確認するべきだったと反省しつつ、自転車を置いて道に落ちた下部マウントを探すw
幸いすぐに見つかったので、トップチューブバッグの奥に押し込んでリスタート!
ここまでありがとう!下部マウント!
ゴールまで暇があるので、新たな固定方法を考えるよ!笑
アクシデントはあったが、多少は予想できたことなので落ち着いて走る
ライトの出番がこれからだっただけに不安は残るが…
違う!!逆に考えるんだ!
下部マウントがなくなった分、
イザルコマックスの空力性能が極限まで発揮できる!!
こう考えると、俄然勇気が湧いてきた!笑
どうやら運は俺を味方してくれているらしい!
(脳内お花畑)
そして、自分の脳内お花畑は加速していくッ!!
悪魔「ペースを刻むの退屈じゃね?早く漕げば、早く着くんとちゃう?」
理性「いや、今度こそペースを守らなければ足が限界を迎えてしまうぞ!というかすでに限界近いやろ!!」
ワイ「でも、266kmって300km近いし、300kmまで頑張るのはありかもなあ~300km12時間で走れたなら達成も近いやろ!ほな、いきます~笑」
というわけで、300kmまでグロス25km/hを目指して走ることに決めた!
ただ前半戦とちがってスピードを出す足はない
ならば、休憩を切り詰める
ここまでもやってきたことだが、残り少ない補給をマネジメントして300kmまでもたせる!!
肝心の残りの補給は
・ゼリー1.5個
・柿の種
のみ…
正直、半分を超えたらどこかの牛丼屋で補給しようかと思っていたので、残りの補給は少なめだ
考えながら、信号待ちしていると…
「さとるさん!!」
後ろから声をかけられた!
とっさに振り向くと、そこにはロードバイクに乗っているフォロワーのjoさんがいた!
どうやらTwitterをみて応援に駆けつけてくれたらしい!
これは嬉しいサプライズだ笑
しっかり挨拶したいが、走りつづけないといけないのがもどかしい笑
joさんは自分のチャレンジに配慮して、後ろを少し距離を開けて後ろをついてきてくれている
幸い信号が多い区間だったので、止まるたびに雑談する形で応援してくれた
写真ありがとうございます!
話していると、少し気が紛れてありがたい笑
話を聞いていくと、joさんも今日200km以上走ってきているらしい笑
自分と大して走ってる距離変わらないのにすごく元気そうだったので、ショックを受けたが、人と比べても意味はないので気にしないことにする笑
そして、10kmほどこいだ後にjoさんとは別れた
joさんありがとうございました!
改めて応援のありがたさを感じる!
自分は感情で出せるパワーがかなり変わるので、
こういう配慮されたサプライズはとてもうれしい!
そうしてしばらくこぐと、290kmを超えて、
300kmが近づいてきた
残念ながら時間は19時を回ってしまっているので、12時間で300kmは無理だったが、十分なペースだ!
300kmを超えてから休憩をしようと思っていたが、
294kmを超えたところで唐突に疲れが出てきた…
補給は尽きている…
あと6kmで300kmなのに
②294km~350km 我慢の走り
気付けば目についたコンビニに駆け込んでいた
「なにを買おうか」考えるが、頭が回らない
激しい立ち眩みがして、ドリンクの冷蔵庫の取っ手を握って収まるのを待つ
落ち着いてきたので、慌てて頭を整理する
水は必須として、何がいる?
自分でも気づかなかったが、ここまで追い込まれていたいたとは
必要なのは疲れていても食べられるものだ
というわけでおにぎりとゼリーを購入
あと冷えた手を温めるためにホットコーヒーを購入
時間はないので、おにぎりをモグモグしつつ水をボトルに移し替える
極限状態で食べるおにぎりはこの世のどんなものよりうまいと感じるなあ笑
ホットコーヒーはまだ缶が熱いのでバックポケットに入れてカイロの代わりにすることにした
準備が出来たので走り出すが、、、
寒い…
まだ午後20時だが、気温は10℃ほどしかない
漕いでいけばまだちょうどいい気温ではあるが、体を温めるにも体力を使う…
こうなってくると休憩も安易には取れない
何度も体を温める作業をするのは精神的にも辛い
状況は悪くなる一方だが、一つだけいいこともあった
それは
足の疲れが消えた
嘘みたいだが、一度冷やされて熱が逃げたせいか疲れはリセットされた!
もちろん、筋肉が完全に治っているわけではないので踏み倒せるほどの元気はないが、
25km/hほどで一定のペースを刻むだけなら最後までもつ自信がある
しかし、退屈なのは変わりない笑
とりあえず集中して先を急ぐ
道は市街地が続く…
~3時間後~
倉敷を抜け、岡山市街に入った
倉敷バイパスで降りるところを間違えたため、10分ほどロスしてしまったが、このくらいは想定内だ
気温は10℃
かなり冷えてきた
幸い止まらずに走り続けられているので寒くはない
しかし、休憩できないというプレッシャーのせいか
疲れがでてきた
「友達や家族は何をしているんだろうか」
「なんでこんなことに挑んでいるんだろう」
なんてことを考えてしまって走りに集中できない
本当に無茶をしてまでやる価値があるのか
迷いが出てき始めた時に、
前方に手を振ってくれている人が現れた!
Twitterを見れてないので、誰かまでは分からない
(Kissyさんありがとうございました!!)
でも、疲れていた気持ちが再び燃えてきた!
こんな勝手な挑戦でも見てくれる人がいる!
こんなにもたくさんの人が時間を作って応援してくれている!
走る理由はそれだけで十分だ!
気持ちを切らすな!!
③350km~500km メンタルブレイク
気持ちが持ちなおし、一時間ほどこぐと兵庫県境が近づく
夜も深くなり、交通量はかなり少ない
残り距離は150kmを切っている
行ける!!
この状況が変わらなけらば、間違いなく達成できるはずだ!
ふとルートを確認すると…
コースからずれている?
しばらく一本道だったのでペースに気をとられ過ぎた
慌てて自分の現在地を確認する
どうやら、曲がるべきはずのところを1kmほど過ぎてしまっていたらしい
歩道を利用して引き返す!
正しい分岐まで戻ってきたはずだが、GARMINのGPSが動いていない
どうやら、ルートからそれた時の迂回路を延々と計算しているらしい…
Google Mapで確認すると、自分の位置はあっている
間違いはないはずだが、
もしここでルートを間違えていたら…
唐突に恐怖に襲われて動けなくなる
「失敗」の文字が頭をちらつく
迷った末に1分だけGARMINの表示が戻るか待つことにした
もし、戻らなければ先へ行く
恐れている時間すら今は惜しい
長い一分が経過した
表示は直らない
諦めて先を急ぐ…
このルートミスは地味に痛い
15分のタイムロスに加えて
体が冷えてしまったこと
何よりせっせと積んできたマージンがこういう形で削られることによる
精神的負荷が大きすぎる
追い打ちをかけるように海から冷たい風が吹いてきた
時刻は23時を回った
幸いGARMINは復活
これならまだいける
誰もいない港町を駆け抜けると、道はだんだんと登りに入っていく
気温は5℃を割ろうかというところ
気温が下がったせいか、体を動かしているのに寒い
心拍数をあげようと足を回すが、110bpmより上に上がっていかない
寒さのせいで足もうまく回せない…
完全に負のスパイラルに入ってしまっている
寒さのおかげで眠気はないが、この状態が続くとさすがに走り続けるのは厳しい
寒さに耐えていたが、だんだんと足の裏に謎の痛みが出てきた
漕ぐのをやめても、針で刺されたような痛みを足の裏全体に感じる
とうとう痛すぎてまともに漕げなくなってきた
状況を打開するにはコンビニなどで暖を取るのがベストだと思うが、一向にコンビニは現れない
この状況での最適解は
耐えるしかない
折れそうだ…
やめてしまいたい…
きっとやめても誰も責めやしないだろう
ここで自分会議が始まる
ワイ「足が痛すぎる…もうどこかのコンビニのイートインとかでゆっくり休んで終わりにしたい…
この状態であと130km近くの夜道を7時間20分ほどで走り続けられるとは到底思えないし、やめたって誰も責めやしないさ」
悪魔「何を甘ったれてるんだここでやめたら、まだチャンスが残っているのに道半ばで諦める根性なしだと認めることになるぞ」
ワイ「確かにそうかもしれない。陸上をやっていた時は辛くて何度も逃げてしまった。
あと一歩が踏み出せなかった。辛いことがあっても逃げずに立ち向かう選択ができる人間に自分はなりたかったんだ!
もしもあの日のリベンジができる可能性があるならもう少しだけ続行してみよう」
最初から結論は出ていたのかもしれないけど、改めて思い出した。
これは誰のためでもなく、自分のためのキャノンボールだ!
脳内会議が終わると、兵庫県に突入していた
足の裏の激痛は増すばかりだが、しばらくは下りなのでひたすら痛みに耐える
4kmほどこいだところで見覚えのある光が…!
ローソンだ!
これほどまでにコンビニに感謝したことはない…こともないか笑
ブルベの時に何度救われたことか!
いつもありがとうございます!!
とりあえず必要なものを欲のままにかごに放り込む笑
その結果、こんな感じに
イートインはなかったため、外でテンポよく準備をする
とりあえず、まずはカイロを足の裏に貼る
手がかじかみ過ぎて封を切れない笑
必死にやってなんとか貼れた
次にカップ麺だが、こちらも封が開けられないw
行儀が悪いが、口を使って無理やり開ける笑
お湯を入れてスタンバイOK
その後はカップ麺の熱で手を温めつつ、おにぎりを食べる笑
ギリギリ限界だが、こういう時に自分が生きていることを実感する笑
壮大な気分に浸っていると店員の人に声をかけられた笑
「ここ12時で閉店なんですけど…」
一瞬で天国が地獄に変わる笑
泣きそうになったが、こらえて頼む笑
「じゅ…10分、
いや5分だけ待ってもらえませんか!?
うどん食べたら
ゴミ捨ててすぐ駐車場から出るんで!」
自分がよほど死にそうな顔をしていたのか分からないが
店員の人は
「いくらでも待ちますよ~なんかあれば言ってください!」
との対応してくれた笑
本当にありがたい…
ありがとうございます!
とはいえ、駐車場で長居しても体が冷えるだけなのでうどんとおにぎりをさっさと食べる(残ったおにぎり1個は背中で非常食に回す)
締めはレッドブルで!
ここまで10日間封印してきたカフェインが体に染み渡る!!
準備は整った!
ラスト120km!
全部を変えに行くぞ!
④400km~463km 眠気と足の痛み
状況は悪いが、気持ちは復活してきた
さっきまでは退路が頭をちらついていたが、今は走り切る覚悟が出来ている!
なら意識するべきは基本に立ち返って
休憩を極力減らして、
確実に距離を稼ぐこと
足の裏の痛みもカイロを貼ることでかなり緩和された
普通の貼るカイロのため、足は窮屈だが問題にはならない!
とにかく集中して淡々と漕ぐ
400kmを超えて最後の重めの登りとなる高取峠が現れた
この峠は今年の2月のゆるキャノボの際に渋滞にあって焦った記憶がある(良ければこちらのブログもどうぞ!)
あの時は短く感じたが、今回は長く感じる
それでも補給をとったおかげか体は動く!
深夜の誰もいない道は公道を貸し切っているようでなんだか楽しい笑
こんな調子で山をかわして、次は揖保川沿いを駆け抜ける
気温は変わっていないが、川沿いはかなり風が冷たく感じる
その影響か再び足の裏がズキズキと痛み始めた
時間は深夜1時を回ったあたり
残りの距離は110kmほど
ペース的には問題ない
痛みにさえ耐えれば必ず達成できるはずだ
気持ちを押し殺して、30分ほど走ったがやはり痛い…
たまらずコンビニに駆け込んだ
有効な手立ては思いつかなので、騙し騙し走るしかない
とりあえずカイロをマシマシにして様子をみる
それに加えて、少しでも補給を入れて精神を保つ
本当に食事というものはすごい
毎日3回も取っているにも関わらず、この満足感は下がることがない
ある意味、狂気だ笑
休憩を増やしてももはや状況は良くならないので、先を急ぐ
今のモチベーションはほんの少しの補給と地名になじみが出てきたことだ
先ほど入ったコンビニは既に姫路市だったらしい
残りの距離は100kmを切った
後は足の痛みをごまかしながら、走り続ければいい
気持ちを前向きに進み続ける
~1時間30分経過~
大体の土地勘が出てきてゴールが近づいていることを肌で感じる
足の痛みはまだなんとか耐えられる
時刻は午前3時を回ったあたり
起床してから、既に23時間経過しているため、さすがに眠気が出てきた
こういう時は眠気を自覚して目を覚ます笑
頭の中で「眠いけど、寝たら死ぬぞ!」と言い聞かせ集中力を上げる
集中してこいでいたら、前方の赤信号の前に車が止まっているのが見えた
深夜に珍しいと思って、近づいていくと
その車はいなかった…?
完全にポルナレフ状態になったが、
おそらく幻覚が見え始めているらしい
眠気が原因の事故を恐れるあまり目が車を生み出してしまった…のか笑
やはり人間には限界があるなあ…
頭の中でディ〇や 猗窩座のセリフが思い出される笑
今勧誘されたら、二つ返事で人間をやめてしまいそうだ
日が出るまでに完走する必要が出てくるが、今全快になれば十分できるだろう笑
思考も幻覚もこのままではさすがにまずい笑
止まって、持っていた缶コーヒーを飲む
冷え切ってはいるが、再度購入して荷物を増やすよりは軽量化した方が合理的だろう笑
補給で購入しておいたゼリーも少しずつ飲んでいく
イメージはこうだけど、サドルまでは捨てられない笑
コーヒーを飲み干して、また走り出す
とにかく今は1分でも1秒でも早く距離を稼いで、
達成が確定的になるところまで状況をよくしたい
具体的には残り10kmで1時間といったところ
現状は残り65kmで残り3.5時間ほど
これを達成するにはどこかで攻めなければならないが、今はそれはどうでもいい
ひたむきに目の前の1m,10m,100m,1kmを積み続けるしかない
~20分後~
明石市に突入し、大久保辺りまで来た
しかし、眠気が凄まじい
信号待ちで下を向いたら寝てしまっている
みたいなことが起こり始めた笑
こうなれば最後の手段だ
できれば頼りたくはなかったが…
どんな手を使ってでも必ず達成して見せる
⑤463km~523km 最終決戦
トメルミンを飲んでからは最高にハイになっていた笑
明石市街地を抜けると、残りは50kmを切ってくる
残り時間は3時間20分
正直かなり安定感のある時間帯になってきた
だが、ここで守りに入るのは違う!!
ここから三宮までの20kmは時間を稼げる最後の区間だからだ!
これは当初から決めていたが、ここから三宮まででオールアウトする勢いで走る!!
道が海岸線に入ったところで痛む足に力をこめる!
痛みもこの際関係ない!
ハイキューのこのシーンを思い出す!笑
攻めるしかない!!今が好機!
おりゃあああ!!(25~32km/h)
悔しいが、今はこれぐらいしかスピードが出ない…
それでも最後まで踏み切れ!!
後悔がないように!
ここで踏まずに間に合わなければ多分一生後悔する!
強い意志を持って踏み続けた結果、
残り時間2時間14分で残り30kmを切った!
神戸の街並みをみると、かなり安心してきた…
もう大丈夫のはずだ
2時間で30kmなら、グロス15km/h
もう今にも倒れそうなくらいフラフラだが、なんとか持つはずだ…
事故らないようにゆっくり行こう…
ここである異変に気付く
吐き気がする…
補給で飲んだゼリーが逆流してくる笑
ジョセフの血をくれええ笑
つばや水を飲んで抑えるが、速攻元気の「元気」を主張が止まらない笑
信号待ちで下を向くと、吐きそうになるので、とうとう下を向けなくなってしまった笑
一度コンビニで吐いてしまうことも考えたが、一度出し始めると歯止めが利かなきなりそうな上に大幅なタイムロスは避けられないだろう…
進むしかない
ここまで達成条件が整っていても、まだ負け筋があるのか…
これだから本当にキャノンボールは恐ろしい
とにかく吐き気をこらえながら前進し続ける
~1時間経過~
はあはあ
残り1時間、残り15km
ギリギリだ…
覚悟していたが、信号が多すぎる…
気持ち悪くて全く踏めないので、信号で一個一個止まっていたがこのままでは下手したら間に合わないかもしれない
自分の頭の中で失敗の文字がよぎる…
いやだ…ここまで来たら絶対に完走する…
方法は一つしかない
信号が青になった瞬間行ける信号まで全力で踏んで赤になったら止まる…
ラスト15km無限インターバル走だ!!
死ぬ気で回せ!!
自分が完走できるのは奇跡が起きるからじゃない!!
最後まで攻めの姿勢は崩すな!
この際、帰る体力ももう残さない!
ゴールしてからゲロ吐いて休憩してからかんがえればいい笑
覚悟を決めて踏み出したものの、めちゃくちゃ辛い
今にも倒れそうだ
それでも、必死にもがく
願わくばこのままゴールまでもってくれ
確実に距離は減っていく
明るくなっていく空を見ると涙が出そうになる
そうして必死にもがき続けた末に
最後の橋を超えて、残り3km
残り時間は
25分
やっとゴールが見えてきた
本当に長かった…
「自分も少しは強くなれたんだろうか」なんて思いつつ
最後まで駆け抜け、ついに…
ゴール!!
タイムは…23時間45分で達成!!
ログはこんな感じでした!
そして、ゴールにいたのは意外ッ!!
ひろちゃん!笑
はまでんくんしか迎撃の話は聞いていなかったのでめちゃくちゃ驚くと同時に嬉しいサプライズだ!
そして、タッチの差でTommyさんとはまでんくんが現れた!!
三人もきていただけるなんて!
ありがとうございます!!!
正直終わった後は泣いてしまう気がしていたが、三人と会うと喜びが勝った笑
写真を撮ってひとしきりはしゃいだ後はTommyさんに送っていただき、家に帰宅!
カイロだらけの自分の足に笑ってしまった笑
まさか送っていただけるとは思っていなかったので、本当に助かりました!
ありがとうございました!
最後に余談ですが、
帰って
シャワー浴びて
うどん作るところまでは頑張ったのに
うどんをテーブルにおいて椅子に座ったら、
1時間くらい寝てました笑
疲れてたんだなあ笑
⑥やってみた感想
キツかった!!
これに尽きる笑
達成できた理由は何より
自分の運の良さだと思う
・最高の機材と自分の体のコンディションと良い天候が揃ったこと
・非常に多くの方に応援していただけたこと
・自分が走る直前に達成者の方(たけまささん)がいらっしゃったこと
・雨に1mmも降られなかったこと
(風には裏切り続けられたけど)
・パンクを含む駆動系のメカトラがなかったこと
etc
他にもいろいろ重なって達成できたんだと思ってます。
本当に応援してくださった方々ありがとうございました!
また自分のペースで頑張りつつ自転車を楽しんでいくので、よろしくお願いします!